憧れのナムチェ
今、標高3400くらいの村にいる。
ナムチェ・バザール。
シェルパ族の人たちが暮らす村だ。
この村の9割くらいは宿らしく、ヒマラヤトレッキングにきている人々は大抵ここで泊まる様だ。
山に囲まれ、とても素敵な村。
数年前、写真家の石川直樹さん(水みたいな柔軟さがすごい好きで憧れてるの)がエベレストに登った時の本を読んでいた時にナムチェが登場して、いつか私も行きたいとずっと憧れていた土地でもあった。
その時はこんなに行くのが大変な所とか思ってなかったのだけれど。
首都のカトマンズからルクラへ小さな飛行機で飛び、ルクラから2日程歩いて辿り着いた。
カトマンズから歩いたら1ヶ月くらいはかかりそう…だ。
毎週、金曜の午後から土曜の午前にかけて小さな市場がある。
日用品から粉や野菜、肉、ヤクのチーズなど様々な食材が売られていて、宿で提供されるご飯の食材も毎週ここで仕入れている様だ。
私も泊まっていた宿のオーナーの仕入れにくっついて行かせて貰ったのだけれど、買い物が楽しいのはもちろん、週に一回村の中で離れた所に住んでいてもこの市に集まり楽しくお茶しておしゃべりする、というのが楽しかった。
ヤクに水牛に、ヤギに羊に…
様々な種類の肉が売られていた。
撮って良い?とカメラを向けるとイエス、とポーズを決めてくれた。
ミシンの看板につられて、中を覗くとこれからダウンジャケットをつくるよ、というので見せてもらった。
ダウンジャケットってこうやって縫うのか…
と興味深い工程だったし、何より完成品の緻密さに驚いた。
足元にきて倒れたと思ったらこの寝顔。
可愛いやつ!
そうゆうこと!
以上、ナムチェ編でした。
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