2016.08.02 04:480802 岩の一部にでもなったようなつもりで岩の割れ目に半ば挟まるようにしながら寝転がってひとり、空をみた。一昨夜は久しぶりに見る、まさに星が降る夜で、いままでに覚えた数少ない星座をさがしても到底見つけることは出来ないくらいにびっしりと星は空を埋めていた。ずっと眺めていると今見えている星が果たして本当にあるものなのかさえわからなくなっていく。柔らかく澄んだ空気も心地よくだんだんとまるで自分も空の...