2020.02.29 10:55こころの羅針盤今年も知床へ流氷がやってきた。見渡す限り、水平線がびっしり流氷で埋め尽くされる。どこまでも白くて、壮大だ。ピシピシと振動として足元に伝わる、地球の呼吸ににただただ圧倒された。この先も、毎年このリズムが続くようにと祈りに似た気持ちが湧く。最近、なんだかすこし心細いのでここにお守りの言葉を記しておこうとおもう。20歳くらいの頃、露頭に迷っていたわたしに、敬愛する写真家の石川直樹さんが「好きこそものの上...
2020.02.06 13:55満ち欠けの周期35歳以降の時間は何かその人の育て上げてきたものが花開くときなのではないか、と最近よく思う。なんというか、いちだんと軽やかな心持ちの人が多い気がするし、種を作るように、なにか深めるというフェーズに入っている人が多い気がする。 もっぱらそれまでの時期は、種が芽を出し、根を張り、少しずつ自分のみつけた光のほうへグンと伸びていく時期だと同時に思うのだ。その先は、もっと軽やかになるのかな。前提と...