満ち欠けの周期
35歳以降の時間は何かその人の育て上げてきたものが花開くときなのではないか、と最近よく思う。
なんというか、いちだんと軽やかな心持ちの人が多い気がするし、種を作るように、なにか深めるというフェーズに入っている人が多い気がする。
もっぱらそれまでの時期は、種が芽を出し、根を張り、少しずつ自分のみつけた光のほうへグンと伸びていく時期だと同時に思うのだ。その先は、もっと軽やかになるのかな。
前提として、くらべるとかでなく、わたしの周りの大人の人たちをみて、わたしがおもったことだ。そしてわたしのいる環境は少々特殊だともおもう。
(前前提として、みんながずっと"途中"の素晴らしさ、美しさを存分に放っている)
わたしは2019年、種を撒く前の地ならしか、根を張り始めのような時間を過ごしたな、と思っていて、それは自分の意思ではどうにもならない次元の、ある種強制的で、でも必要に違いない時間だった。
ただひれふすように身を委ね受け止めることに精一杯だったのだけど、なんだか2020年、またむくむくと面白いこと、素敵なことが起きる気がしている。
(20代の過ごし方が大きく30代で花開くんだって)
満ちていくこと、欠けていくこと、
それは、ただ在ること。
月みたいで、美しいな。
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