奥三河、車窓より
午前2時、出先の連れから驚くほどシュンとした声で電話あり。訳を聞くと色々あってやむを得ず愛車の窓を肘で割ったと!
大丈夫じゃないなと思いながらも眠たいので寝た。
彼はトレイルランの大会で3時にシャトルバスに乗り、6時から走り始める。今回は70キロ。
山には常軌を逸した人たちが集まるなと毎度思う。こういう人たちがいることは非常に頼もしい。
しかしながら、穴の空いた愛車を置いて走るのはさすがに心が痛む様子。私もかなしい。
8時半、家族揃って投票へ。
公民館前のロータリークラブの桜が満開できれい。落ちた蕾や花を拾いノートに閉じ込めた。
その足で1人名古屋へ。
到着して昼食に味噌きしめんをたべる。
もちもちとぅるん、という厚みのある食感に感動!赤味噌も空腹の胃にしみる。
後からカウンターでとなりに掛けたお姉さんは、開口一番生ビールと言っていた。良い。ビールときしめんという組み合わせ、渋いなあ、と思いながらめんを啜っていたら、七味でむせた。
食事を済ませ、名古屋から豊橋市まできて、そこからは2両編成の鈍行電車でのんびりと湯谷まで向かう。
車窓から望眺める景色の新鮮なこと!
のどかな暮らしぶりと、桜、山桜、モクレン、菜の花、野花など春の彩りに心がふわりとする。
谷を流れる川が深く透き通った翡翠色だし、いろんなひとが電車に手を振っていて和やかだ。
あ、もうすぐ駅に到着する。
それにしても、さまざまな変化を感じることができる心が人の仕組みとして刻み込まれているってすごいなぁ
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